
あんちゃんの息子(4歳)の闘病日誌です
ー左大腿骨骨患部骨折 備忘録ー
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1ヶ月病院で母子共に生活するという、稀にない経験を得て、
限られた空間でいかに衣食住を充実させるのか学びましたので、こちらも忘備録に追加します。
まずは、入院生活で一番困った「食」から。
食事は、患者(息子)は病院食。そして介護者(私)は用意されません。
一般的に介護をする付き添い者は売店などで毎食購入して、食事を済ませ患者は病院食を食べるそうです。
当然ながら、私は売店(コンビニ)のご飯に違和感を感じるような身体になってきたので食べられないですし、
当の息子は病院食に一切手をつけようとしませんでした😅
ちなみに病院食のメニューはこんな感じです。

オーナーは、これを「元気が出ない食事だね」と笑っていました。
食事の時間になると病室の前にコンテナが来て看護師さんたちが配膳してくれるのですが、院内に充満する「あの食べ物の匂い」がとても苦手でした。
PUFAでしょうかね。この匂いファーストフード店から漂うあの匂いによく似ているのがまた不思議。
だってファーストフード店の食事で健康にはなれないのは皆さん知っていますよね?
健康な身体に戻れるはずである場所でその匂いがするのっておかしい話ですよね笑
ということで4~5日に1回のペースで片道30分ほどかけて帰宅し、フルスピードで数日分の食事の仕込みを1時間ほどでこなして病院にまた戻るということをしていました。
もちろん帰宅日は買い物に行く時間もありませんので、前日に病院付近のスーパーで買い物しておいたりして、時間配分をかなり意識しました。
では、入院中あんちゃんがヘビロテしたメニューは!?
補足:個室だったので冷蔵庫と小さな手洗い場のみ部屋に有。
共同のウォーターサーバーにオーブントースター有。
1位 お茶漬け(緑茶×塩)
オーナーに教えてもらったメニューなのですが、これは本当に激ウマなのです。
退院した後もお世話になっているメニュー
お米に出汁と緑茶と塩のみというシンプルな材料。
病院の場合、共同のオーブントースターでおにぎりを焼いて、持ち込みのケトルでお湯を沸かしお茶を準備し、
時間差で出汁を取って、注ぐだけという簡単なご飯です。
具は、梅干しにゆかりに自家製肉味噌にしらす。そぼろ。塩たまご。様々な食材と合わせました。
簡単なので、お子様の春休みメニューにしてみてはいかがでしょうか?

画像は拝借しました。
まさしくこのくらい質素な茶漬けでした。
あんちゃん的黄金比は
出汁2:お茶1:塩5つまみくらいです。
塩味は、しっかり目のほうがおいしいと思います。
2位 ミートソースをアレンジ
以前にアップしたあのミートソースを自己流でいろいろアレンジして活用しました。
ご飯に混ぜてチーズを乗せて、ドリア風にしたり。(これは息子から大好評でした。)
ソースがすこーし余れば、ハンバーグの上に乗せたり。
3位 コラーゲンスープを使い回し。
コラーゲンスープに好きなお野菜を入れたスープを仕込み日に大量に作って、デカ瓶(主に蜂蜜のびん)にうつし、冷蔵庫保管。(期限は大体2日以内に使い切る)
持ち込んだ食器は全て、陶器やガラス製のものばかりにしましたので、器によそってオーブントースターで温めました。
これにご飯を入れて、雑炊風にしてみたり、ワンタン(仕込んできたものを主人に自宅で火入れをして持ってきてもらう)を入れてみたりしました。
野菜は、根菜にきのこ類が多かったです。
にんじん、玉ねぎ、生姜、レンコン、たけのこ、ゴボウなどなど
意外と和洋折衷、何にでも合うんです
4位 肉味噌
玉ねぎ、生姜、豚肉、★コラーゲンスープ、★味噌、★砂糖が基本で最初の3つのみ炒めて、★を全て入れて少し煮詰めて完成です。
これに息子の大好物ピーマンを入れたりして、応用していました。
朝食では、おにぎりの上に乗せて焼きおにぎりしてみたり♪
あとは病室でクッキーを生地まで準備して、自宅で焼いたり。
共同のオーブントースターでプリンを作ったり。
野菜を自宅で茹でて、病室で肉巻きにしてトースターでグリルしたり。
(共同のトースターは、3台もあるのに誰も使っておらず、ホコリがかぶっていたので1台お借りしていました。)
毎食、ご飯を作っていると数名の看護師さんが「今日のメニューは何ですか~?」と
「どうやって作っているの?」などなど偵察に来ていました笑
そりゃそうですよね。毎食なにも購入しないで自力でご飯をやりくりしていれば、何を食べているのか不思議ですよね。
それと、病室には少し小さめのまな板に包丁に塩、醤油、バターとチーズ&おろし器は早い段階から持ち込んでいました。
キッチンもなく、試行錯誤の連続でしたが1食も”お腹を満たされればいい”という食事を選択せず、正解だったと思います。
というか自分がここは譲れない部分だと思ったのです。
だって、後々身体がどうなるのか?勉強したからこそ想像できてしまうし、食したあと不調になるのもわかってしまうと自ずと避けるようになるんですよね。
きっとこの入院生活が(六角に出会う)1年前の不健康な自分だったら、PUFAにまみれた食事にも違和感を感じず与えられるがままに口にして、料理を作ることにも苦痛を感じて、諦めていたと思います。
この境地にも流されることなく、軸を持って取り組めたのは、糖代謝というサイクルを取り戻してきた自分の身体のおかげです。
第5章 食編 完
次回は 持ち物と購入したものなどの「衣・住 編」です。
追記:
本日、蜂蜜療法をしているお子様の症状が改善に向かっていると聞きました。
私は、率直に嬉しいです。
子どもだけでなく、大人の行動と決断で子どもは「やりたいことができる身体」が手に入るのですから。
これぞ。子どもを守れる大人になる第一歩だと思っています。
大人も子どもも糖代謝が回れば、健全な健康に関係が築けるんですよねー☺️
続きは特典動画で♪
六角 あんちゃん
