みなさん、こんにちは
六角 杏ちゃんです。
一般公開している、このような場で書くべきか悩んだのですが、六角通信を読んでくださっている方だけにでもお届けしたいと思うことがあり、
書かせていただきます。
私の話を少し、失礼します…
私の母は5年前に「双極性障害」という精神疾患を発症しました。
原因は“実母(私の祖母)が他界して、その死を受け止めきれなかったから”という医師の診断でした。(突っ込みたいことが沢山ありますが、今回は触れませぬ。)
躁状態と鬱状態を繰り返し、さらに社会不安障害、パニック障害、希死念慮の増幅…などを併発。
それから投薬治療が開始。(毎食後7種類以上の錠剤薬の服用)
月に一度、大学病院で医師の診察とカウンセリングを受診。
主に“SSRI”という抗うつ薬を処方されていました。
1年目は仕事を続けれていましたが徐々に出来ていたことが出来なくなっていき精神状態的に勤務することが困難になり退職。
その後は自宅療養していました。
そして、発症から4年目くらいに精神科病院に入院。
そこは至る所に監視カメラが設置され、所持品はサイズや形などの指定があり、連絡手段はロビーにある公衆電話のみで外部との通信は一切遮断されるという監獄みたいな所です。
予定は3ヶ月~6ヶ月ほど入院でしたが他の患者と問題があり、一週間で即退院することに。
その後はまた自宅療養。
実は私3年ほど前から実家には帰省していませんでした。
理由は息子と帰省し実家に宿泊した際に双極性障害の発作が起き、ちょっと大変な事件があったので息子が大きくなるまでは母に会うことを断念していました。
そして、今年の7月下旬、病態がさらに悪化し自ら命を絶ちました。
即救急搬送されましたが、脳障害が残り、中枢性尿崩症、対光反射もなし、自発呼吸なしのため人工呼吸器をつけて、なんとか生きながらえましたが今年の8月上旬に息を引き取りました。(この辺のお話はまた今度。)
プラスαーお注射3回摂取済みです。
ここまでが前置きになります。
本題はこれからです。
彼女の闘病生活を見ていてわかったことは薬の危険性です。
もし声が届く人がいるならば最大音量で警告音を鳴らします。
年々悪化した、人格破壊、行動範囲の制限、体力減退、書字障害、感情の鈍麻、他者とのコミュニケーション支障、思考力低下、意欲の減退などなど
やりたいことがやれない身体とは、こういうことです。
治ると信じて投薬治療をした末路です。
この精神疾患は、一般的に“心の病気ではなく、脳の病気です。”と言われますが
六角的にいうならば「セーブモードに入って冬眠状態。(ウルトラマンのピコンピコンがずーーーと鳴っている)」
さらに詳しく話すと身体はリラックスせずにいつでも厳戒態勢が長いこと続いている。
そんな時、ちょっとの出来事が身体の”エラー”を引き起こし倒れてしまいますよね?
少し想像できましたか?(私、すぐに思い出せなくてオーナーにもう一度解説してもらいました。笑)
それを一部分しか見ないで、足したり引いたりするからおかしなことになるんです。(六角で学び、よ~くわかりました。)
SSRIの薬物だけではありません。抗ヒスタミン薬にステロイドも同じです。
(アメリがやヨーロッパでたくさんの訴訟が起きていることをアジア人で知っている人がどれくらいいるでしょうか?)
“薬”と言われる、身近にある虫刺されの薬、目薬、軟膏薬など全てです。
使用して、その場に蓋をして問題をさらに増幅させるだけです。
"問題は放置され、そのまま、そこに在る"
ほら私の母、年々悪化したでしょう?
効かなくなれば、さらに強い薬を求め、最期は効く薬はなくなっていました。
病院の出した処方箋通りに、服用する時間、種類、個数をちゃーーーんと守りましたよ。
一度だって忘れたり、間違えたことはありません。
なのに、良くなるどころか悪化していたんです。
変な話です。
治そうとしているのに、、、ね。
他者が診断した結果が全てだと思い込み、本人が感じている感覚を受け渡し考えること感じることをやめてしまったんです。
病院に繋がれるということはこういうことです。
もちろん、蜂蜜療法も話しました。
かなり強く説得しました。
でも彼女の耳に届くことはありませんでした。
それは当たり前ですよね、同居していない外野がやんや言っても、同居している人の考えを優先します、だって身近にいて1番助けてくれますから。
“本人”が治りたい!という意志があり行動力がないと周りが何をいったて治るものも治りません。
だからね。
管理できる子供のうちに治せるものを治して健全な感覚と身体にしてあげて、送り出してあげるということは、親が子にしてあげれる最大のプレゼントだと思いました。
これはオーナーがよく”豊さの循環”と言っています。
そして、親にパートナーなど成人してる大人の場合、強制することなんて無理なのです。同居していて、食事が提供でき蜂蜜をさっと差し出してあげれる距離感でなければ救えません。
何を言いたいかというと、並走できない環境ならば無責任なことはしてはならないのです。
蜂蜜療法があるよ~というのは良いのですよ。
それに念をもめて相手を強制しても、相手にとってはありがた迷惑だということです。
今回のことで身に持って学びました。
追記
重たいお話になってしまいましたが、全てが悲しいわけではありませんよ。
私自身、溜まりに溜まっていたシコリが解消され、幼少期が精算できスッキリしております☺️
この辺はまた今度「◯親について」お話ししたいと思います。
今回この内容を書くか否か本当に悩みました。
だって読む側も気持ちが良いものがいいですし、後味悪くなるものを提供したくないという思いが強かったです。
でも私のこの経験を発信することで誰かの糧になるならば惜しまずお話ししたいと思いました。
だから良いことも悪いことも全ての経験や体験をみなさんに分けて物事を循環させ、誰かの糧なればと思います。
(オーナーが勉強以外の事柄も惜しまず話してくれるマインドを聞いた時に教えてくれました。)
(現代人はお金以外の出来事を無下にしすぎだとも言っていました。。。)
六角あんちゃん