明けましておめでとうございます。
例年のごとく 年末の盛り上がりをとうに過ぎた頃に 出します、永田の2025年 自腹買いベスト。
物欲がないので、あれもこれもたくさん試した中の、なんて言えませんが
自分が好き と思ったものは 〇〇年のベストとか関係なく、結構生涯ベストであるのも特徴でございます。
それでは 行ってみましょう〜
ジーンズ AZUL DENIM ハイウエストワイドデニム

ノンストレッチなのに、柔らかい生地感で
脚に引っ付くがごとくピタピタする ストレッチデニムが苦手
かつ ダボダボデニムも HIPHOP感があって好きではない
という私にとって
シルエットが綺麗に見えて、締め付け感がなく、かつルーズすぎもしない
あとウエストまわりがしっかり固定される
ベストデニムです。
フォーマルなトップスにも合うし、
家の中で着るにも 動きやすく、かつLazyな気持ちにも傾かない
オールマイティーに活躍してくれた。
お願いだから廃盤になりませんように。
MaxMara テディ(ショート丈)

北海道で大活躍したテディ様。
重ね着が好きではない私は、テロテロのブラウスにこのテディを羽織って
防寒が終了しましたw
飛行機などの 移動中は
羽織らないで、膝掛けとして、あったか毛布のごとく大活躍。
見た目よりかなり軽量で、首とか肩に負担がないのもいいですね。
もこもこですが、バイカージャケット風で首周りがスッキリしているので
もこもこコートにありがちな 野暮ったさはないのも お気に入りポイントです。
ワークマン メリノウール インナーウェア

山登りが趣味な母と その登山仲間の人たちが
愛用している、と聞いて
北海道に行く前に試しに買ってみたら
毎日 インナーこれでいいじゃん となった。
ちなみにヒートテックを愛用していたMr.も
半信半疑に一枚買って、全然こっちの方が暖かく
また肌荒れしないことに気づき
結局もう数枚買っておけばよかった
と言ってました。
長袖のインナーウェアで 普段使いを 罪悪感なくたっぷりしていきたい方
または 私のように 養鶏などで 真冬にも強制的に外の吹雪にあたりに行かなければいけない方
私の母のように 寒いのに 朝3時起きで 登山に行く
など 吹雪に挑みに行く方に
おすすめです(いる?)w
木屋 菜切包丁

写真はこちら(https://garandou.me)から
白菜などのかさがある菜葉のみならず
にんじん、大根、肉類も なんでもこれで良くなってしまった。
最近の包丁の流行と逆で、持ち手が軽く、刃が重いので、力がスッと食材にいき、ザクザク切れる。
この四角い刀によって、扱いづらいと思うなかれ。女性でも買って損はない。
特に鍋なんかやるこの時期は トントーン と食材を切って PUFAフリー料理を楽しもうではないか!
娘と私 獅子文六

私が読んできた本の中で 生涯No.1となったのが
2025年に出会ったこの本。
まず作者の芸名が洒落てるでしょう?笑
掛け算九九のシシ16を文字って 10→文に変えたのですから。
この本は語り尽くせないくらい私の胸を打ったシーンが多々あるのですが
まず大事なのは、これを男尊女卑的な目線で読まないこと。
「一人で全てをこなせ」 の方が非人間的な要求だと私は思っているので
家族という構造
男女の補完関係
を「抑圧」と見なし、否定・解体したいなと思っている人は読まない方がよろしいかと。汗
(つまりフェミニズムに巻かれて女性性が歪んでいる人)
これは獅子文六本人が、フランス人の妻との間に生まれた幼い娘と
その妻が病死したことにより
二人暮らしになるところから始まる。
そして、のちに後妻となった女性と、娘との3人暮らしになり
日本人の後妻と作者、(後妻からしたら本当の娘ではない)混血の娘の 歪なバランスが
最終的にどんな家庭となったか?が描かれています。
また、売れない作家時代から徐々に新聞などに小説が掲載されるようになり
そんな中、突然開戦、疎開を余儀なくされ
その間、戦争を擁護する小説を依頼され執筆する場面や、(「海軍」という名で出版)
敗戦後 東京に戻ってきた時の当時の様子、
GHQにより戦犯にされるかもしれない、という危機的状況に立つ場面など
時代証言性が強いものでもあります。
ここは今後の日本が置かれそうな状況(戦争に突っ込んでいく)を踏まえても
一読の価値があると思います。
自身の家庭を中心におき、当時の社会の空気の変化をのせ
それらを見事に この一冊で ミルフィーユのように重ねながら、綴っています。
思想は家庭で崩れ
制度は家庭で試され
人間の弱さは家庭で露わになる
獅子文六のこの本は
批評せず、煽らず、救済もしない。
誰が傷つく、とか ある層に配慮しなければいけないから ここは書かないようにしよう
などという 忖度は一切なく(逆に読んでいて大丈夫?と思うところもありw)
ただ日々の日常を淡々と描き続けています。
私は彼のみならず、彼の後妻となった女性の心の葛藤や覚悟も
とても共感できるので、最後の方は 胸が苦しかったです。
獅子文六的な作品は、
キャッチコピーにしにくい
テーマが一言で言えない
ので、本屋では売り出しにくいそうで。。。なので彼の本は店頭にはほとんどないですね。
それでも 私は ジェンダーレスの話です!とか
不良少女が東大に合格した話です!とか よりも
このカテゴライズされない
”立場を示さない”
作風が好きです。
でも圧倒的に 彼の作品の方が
言葉にできない何か を読み手に残すのです。
荒涼館(1~4) ディケンズ

クリスマスキャロルに隠れてますが、私は荒涼館がディケンズの名作だと思う。
ただし、登場人物がとても多いので、尻込みする方はドラマ化されたものを見てから
小説に挑戦してみてもいいかも。
「制度が動かないから」「ルールだから」と
我慢し続けること自体が、最大の損失になる場合がある
ということ
組織・行政・会社・家庭でも、
「決まらない状態」が人を最も疲弊させる ということ
弁護士や関係者の多くは「仕事をしているだけ」「悪気はない」。
しかし、その「無関心の積み重ね」が悲劇を生んでいくこと、悲劇が終わらない原因になること
問題を複雑化させれば どうなるか? それは”誰も責任を取らない”という方向へしか進まなくなること
社会全体が逃避に走ることになる ということ。
私たちは、壊れた仕組みの“歯車”として生きるのか、
それとも、小さくても“人間的な秩序”を守る側に立つのか。
ヴィクトリア朝社会を風刺した小説なのに
システムに従うだけでは、人間的な道徳は成立しない。
ということは今も昔も 誰もがわからなくなることが多いですね。
小さな「場」を守ることが、最大の抵抗になる
これはこの小説でも
ささやかに描かれている。 Sculptured Loveと通じるところがありまする。
PART2へ続く❤️
