Sculptured Loveという 一見タイトルだけ見ても 何をするかわからないような
講座の全3回の配信が終わりました。(第3回はまだ見れます。)
伝えたいメッセージがたくさん詰まっている講座です。
私たちは この世で何ができるように この身体を持っているか?
そして 何が私たちを動かしているのか?
今回は 教科書、というより 問いかける要素も入れて出したいな、が自分の方向性としてありました。
また、私が一方的に指南するのではなく
皆さんに 消費者としてではなく、
同じようにHOMEを築こうとしているリーダーとして参加してもらって
自分のHOMEはどうしていくか?を そのお題を
ボールとして投げた
という感じにしたかったのです。 そこから何を生み出すか?は人それぞれです。

今回の講座、いくつかのテーマのうち、1つが「家の各部屋」についてでした。
ここで
絶対にしたくなかったことが一つ。
各部屋の理想写真を見せること。
そこに写っているアイテムや それに似たようなアイテムを 100%揃えないと完成しない
という完璧主義の世界に誘うこと、
この理想写真のようになるためには まず引っ越さないといけない
「イメージ写真」のモデルキッチンは 我が家のキッチンとはほど遠い、
だからやる意味がない、何も注力しない
そういう100か0か の話に 誘うことを絶対にしたくなかった。
だから 理想の部屋という形で テキストに
一枚たりともイメージ写真を出さなかった。
あなたの現場で 今回の講座のあなたなりのアンサーは創造していけばいい。
そして劇的に、でなくていい。少しずつ、でも確実に変化を起こせばいい。
それを念頭に置いて
”各部屋のコアな意味”と
”起こすべきエネルギーの種類と方向性” をお伝えしました。
HOMEは 家具をどう並べるか が先の話ではありません。 主役は人間です。
もう一つ。 誘電場と磁場 のことや DNAではなく、意識が形に現れる ということが
理論的にお伝えできる準備ができたことで

Attitude(態度)
の影響の深さ を書かなければならないと思いました。
先進国(First world)の子供で、
1日たりとも「家族のために」働いたことのない少女
が 主人公の映画があります。

彼女は ”先進国の子供なので” 親に全てやってもらっています。
毎日学校に通っています。 家族で暮らせる安全な家があります。
その学校を転校せねばならず、 新しい家に引っ越さなければならず
それに対して 不貞腐れながら 父親が運転する車の後部座席に乗っています。
そんな少女が あちらの世界への橋を渡った途端 言われるのです。
「お前が 甘やかされて育った マナーもない ただの泣き虫なのは 誰が見ても明らかだ」と(笑)

守ってくれていた親は 豚にされました。 金さえ払えば、お前のものは俺のもの、という態度だったからです。
そして少女は、「ここにいたいなら 働かなければならない」 と言われます。
ファンタジーの幻想の世界の中にいるのに
「働く」がテーマなのです。(笑)
ファンタジーの中で 泥を落としたり、床磨きをしています(笑)

最初は怖い とか いやだ とか 愚痴ばかり言っていた少女が
だんだん 毅然とした態度に変わっていきました。
そして
自分が立たされている状況に対しての 正しい態度を持ち始めます。
態度を改めることが 自然と彼女に変化を起こします。
それが、挑戦することの難易度 を
自ら上げていく後半へとつながっていきます。

あちらの世界から 現実世界へ戻る時の彼女は
「あ〜もううんざりだった」というような表情ではありません。
あちらの世界での体験は 全部ハードで、 その都度
大変、大変、大変と 最初は言っていたのに、です。

あちらの世界のハードさは変わっていません。簡単にも楽な世界にもなっていません。
ただ一点。
彼女が変わって 強くなったのです。
振り返った時の彼女は その思い出が「恋しそう」でした。
大変でした でも価値がありました。
難しかったです、でも簡単な方に流れず、挑戦したから退屈しなかった。
態度は難易度に影響する。
その態度では 何も得られない。という態度がある。
どれだけ大変かを延々言い続けると、全てはさらに難しくなる。
現代の女性たちの態度 を作っているのが フェミニズムなのです。
これはChapter1 で回収しました。
色々なことを逆手に取られました。
子供を協力して育てられなくなりました。
自分で作った家庭を 業務委託する女性が増えました。
男女平等というスローガンで 仕事を全てきっちり等分を求める女性が増えました。
家庭中心主義 というのは
家に女性が
ただいればいい と言っているわけではなかったはず。
軽視していいことを 間違えた。
「愚か」と「単純(シンプル)」 を間違えた。
(トトロはシンプルですが 愚かではありません。子供達を外へ出ろ、と冒険へ誘っているからです。)
「高次元」を「無駄」と間違えた。
忘れてしまったスキルを学び直す必要があるのに
全部 ファイルをデリートしようとしている。
現実をうまく生きれない メンタリティと身体で
あるべき自分ってなんだっけ?が わからなくなり
大事なことが ぶれていった。
良い音色は 正しいアクションの結果。
Sculptured Loveでは 色々なパズルをつなぎ合わせて全体像が見えてきます。
どこにいたって ベースは変わりません。
見えないものだって 人類には必要なものがあります。
それをいくら 目に見えないものならそれは存在しない、という人がいたって
誰もが 誰かに見守られているということを感じるだけでも 何かを得ているのです。
