こんにちは!さーやです。
皆様、建築は、お好きですか?

私は、今まで建物に対して、あまり意識してこなかった気がします。
伝統的な建物は大好きでしたが、最近の家はどれも同じように見えるからなのかもしれません。

なので、Sculptured Loveで「建築」が登場することについて、
最初はピンと来なかったのですが、学んでみて、そういことか!と なんとなく理解できました。
(まだ100%ではない気がします…)
今までの私にはなかった、新しい視点を手に入れたので、
きっとこれから、より腑に落ちる瞬間に出会えると思います。

六角の講座が面白いのは、その場限りで終わらない知恵が詰まっているところ。
(逆に、学校の勉強がつまらないのは、生活に密着している感覚が得られないところ…)
一般的には、学習には忘却曲線があり、
翌日には、半分以上忘れてしまう といわれますが、
六角の学びは、机上の話ではないので、
日々の生活で何度も味わえる=深めることができるんです。
ここから個人的な感想になりますが、皆様はどう感じたか、ぜひご意見いただけたら嬉しいです。
皆様も、Chapter2「調律を壊すモダニズムー美(未来)への信頼を失った現代人ー」を聴きながら、
それぞれが思い起こしたこと きっとあると思います。
同じ講義を聞いても 思い起こすことは全員違う というのも、
面白い講座ですよね。
Sculptured Loveの講座は、受講生それぞれ、
受け取ること、感じること、疑問が全く違うだろうという想定の下、
特典のディスカッションもご用意してありますので、
ぜひ、皆様もChaptre 2を学んで感じたこと、疑問、不明点をまとめておいてくださいね~
では、場所の記憶について…
私は、父が転勤族だったため、幼少期~中学生までに4回引っ越しました。
生まれた土地が故郷とも、今現在ある実家の場所が故郷とも、思ったことがなく、
場所の感覚 というものが大事だ という視点も、
もっていませんでした。
しかし、Sculptured Love Chapter 2を聴いて、
確かに私の中にも場所の感覚があり 私の一部になっている と気づきました。
引っ越しも旅行も多かったので、見た景色は数多いと思いますが、思い出す風景は、限られています。
よく思い出す、今も残っている場所の記憶は、どんなものがあるか?と考えたときに、
きっと宇宙と調和していたというか、
その時一緒にいた人の温かさとか、香りとか
目に見えないけれど 心地よいバイブレーションが身体に深く刻まれてた瞬間 が
残っている気がしました。

時々、ふっ思い出すのは、
幼少期を過ごしたオランダの深い森
自転車で通っていた美しい草花と運河がある公園
甘い香りがする木が植えられている庭
お気に入りの赤い椅子と、大きなベッドがある明るい子ども部屋
観光で訪れたシスティナ礼拝堂の天井画
地中海の太陽に輝いていたショッキングピンクの花
ブラックやグレーが基調の洗練された?リビングは、
たぶん一番長い時間そこにいたと思いますが あまり覚えていません。
きっと、幼少期の私と共鳴するものがほとんどなかったのではないでしょうか。
外の世界と私の内側が調和していた瞬間、心地よかった瞬間が、
今でも私の生命力の一部として残っているのかな…?と感じました。

東京では、友達とよく遊んだタコの滑り台がある公園の風景
街路樹のツツジで遊んだ通学路
コンクリートばかりの都会でしたが、思い出すのは土があるところの風景です。
狭い社宅には長く住んでいましたが、
その景色は 残念ながらほとんど思い起こすことはありません。
ぱっと現れる景色は
母が手作りした子どもたちが描かれたタペストリー
立てかけられたベッドの上にずらっと並んだぬいぐるみなど、
温かみがあるもの。
実家に飾られているミュシャの美しい花と女性の絵、
木・花・芝生の手入れされた庭も、大好きで落ち着く景色です。
社宅の景色と同様、ほとんど思い出すことがない場所は、
1人暮らしをしていた時の、家具付きの賃貸。
旦那の親戚の家(とても古いと思います)へは1度しか伺っていませんが
障子の上に 美しい木製の彫刻が施された欄間 を 生まれて初めて見て、
日本家屋にこんなに、美しい装飾があったのか!と感動したのも鮮明に覚えています。

一度しか訪れていない観光地や場所も驚くほど鮮明に思い出せる景色があるのに、
長くいた場所でも記憶の片隅においやっているものもある
不思議ですね~
私の現在住む家は、
今、子どもたちの心の安定になるような、思い出が作れるような
魅力的な部屋なのか? といわれたら、
そうではない気がします。
子どもたちは、よく棚の上に、作った作品(時にぐちゃぐちゃなものにしか見えないこともある)を
思い思いにディスプレイします。
私から見ると片付けていない、しまっていないだけ のように思えたのですが、子どもは「飾っているの」と言うのです。
Chapter2を受講して、自分の心に時々ふっと浮かんでくる景色を考えてみて、
子どもたちの行為は、もしかしたら「心の安定」に必要な行動なのかも?
と考えました。
「装飾」は ただ美しいだけでなく 共鳴するもの
ということを頭で理解できたのは、私にとって とても大きな収穫でした。
大人の私には 分からないけれど、
子ども目線、感覚でやっていることも、意味があることなのかもしれないですね。
棚の上に置くものを 大人目線でキレイに片付けることを要求するのはやめようかな。
子どもの好きなもの、思い入れのあるものは大切に、美しく飾ってあげたいと思いました。
よく、プラスチックのおもちゃより、木のおもちゃを と言われますが、
素材の問題 だけでなく、目に見えないエネルギー とも関係しているのか!と 繋がりました。
分かりやすく言うと、性格や思考すら、身の回りにある物によって左右されるということです。
今までいろいろなことを 勘違いして認識していた ことに気づく
間違って解釈していた ことに気づく
見えていなかったものが あること に気づく
Chaptre 1も最高に面白いですが、Chapter 2もそれを上回る感動と、いくつもの発見があります。
唯一無二の講座を作ってくれたオーナーに感謝です🩷
つづく…