久々のブログとなってしまいました。
みなさまいかがお過ごしですか?
パラパラっと雨が降る日が出てきたなぁ、なんて思ってたら
もう梅雨、終わりですか?(汗)
あの、もう少し降水量上がってくれないと
農家さんみんな困ります。そこに合わせて動いているんだから。
また7月後半くらいから 変な豪雨がくるのか? なんて思ったり。
6月はですね、私は梅雨の時期に あまり梅雨がない 北海道へ再び行ってきました。
朝イチの飛行機に乗るために 午前4時くらいには起きて出発しようという計画だったのに
睡眠よりも楽しみな気持ちが上回ったマドモワゼルがまさかの
0:30に起床 笑
そこから 私の寝室をうろうろしたり、家の中を歩き回るもんだから
こっちも結局寝れず。
予想外の夜中の0:30からうっすら起床し
そのまま空港、そのまま飛行機、そのまま札幌から車運転で登別と
絶対に熟睡できない、24時間子連れ耐久戦 になりました笑
今回は丸々4日 北海道に滞在する形だったので
初日の寝不足「登別エリア」からw 小樽、旭川、余市、富良野、
走行距離 全部合わせて何キロなんだ? よくわかりませんが
前回行って美味しかった お寿司やさん に行ったり(ほぼ甲殻類祭りです)
マドモワゼルお目当ての 北海道産生乳を使った ソフトクリームを何軒かハシゴしたり
(ソフトクリームの模型、そこらじゅうにあります。あの模型、北海道が一番発注あると思うw)
余市帰りに 偶然同じく観光に来ていたロシア人ご一家と遊んだり(?)
一番驚いたのは ガソリン やすい。。。
本州のレギュラーの値段が、北海道のハイオクの値段。。。
北海道エネルギーってどういうルートで
成り立っているんだ?
あとは、 偶然 アイヌ民族の住居を展示しているエリアを見つけて
ちょっと寄ってみたんですが
木彫りのボートだったり 儀礼具 だったり
彼らの手から生み出される クオリティの高い
そして自然と融合した形の 品々に
”創造的”学習力 の高さ
を 感じました。

この 創造的とは
人間が無事に暮らせているのは
どんなサポートがこの地球にあるからか?
の視点もないと ピントがずれます。
※個人的にはイギリスとアイヌの関係性をもう少し掘っていきたいところ。

これは きちんと 骨の髄まで浸透する
文化の中に 根付いていなければならない
価値観です。
村を見守っているのがフクロウ
鮭を祭る儀式
木の皮で作った 魔除け
あれ、現代人はどうかな。
現代人は 脂質依存代謝からの
セロトニン過剰によって
”自己”しか見えていない

かつ
その”自己”も半分妄想の域 に達していますw
(虚言癖もそのためでしょうか。。。)
チヤホヤされたい(大体20代の女性誌が言ってる)
ナメられたくない(大体30代以降の女性誌が言ってる)
噛みつきたい(ネットのコメント)
もしくは
誰のことも信用しない
誰のことも受け入れない
たくさん武装しているだけで 強い人間ではありません。
生活を うまく昔のものから
最新のものへ 置き換えた つもりでも
それは 本来の生物の在り方(または共鳴の世界)を 守ってくれるものでは
ないですね。

現在講義中の Sculptured Loveの Chapter2は
私たちが目指す美しさとはなんぞや?ということがテーマです。
その美しさは
漂白剤的なクリーンさでも
機能と実用性だけを全面に出したものではなく
私たちの運命と調和している形でないといけません。

私たちが機械と機能重視でいてくれるほど 統率は取れやすいし 監視はしやすいですね。
AIあるのに何で勉強すんの? って子供になんて言いましょうか。
サイクルを否定したり、サイクルとサイクルの間を ちょんぎっちゃうと
脱線して バラバラのまま 安定しません。
画家のセザンヌは周囲の世界を探求する中で、
「同じ主題」に何度も立ち返っています。

Montagne Sainte-Victoire
これは単なる反復ではなく、
「見る」こと、
あるいは知覚することの起源と本質に対する、飽くなき探求であったと思います。
探求が深まるにつれ、バラバラだと思っていた断片やパーツの分離が、
継ぎ目のない一体感へと「溶け込み」始めるのです。
継ぎ目のない一体感の世界に 自分も融合していく
これに気づくと 自分一人の力で踏ん張らなくても良くなります。
上手に 周りを 自己を安定させるために 適切に使うのか
または 周りが 自己の不安定になる と蹴散らしていくのか
こんなに 自分のバランスを保ってくれるものは たくさんあるんだ と
気づいた人から 嬉しくなります。
反対に 便利になったといわれる世の中に生きて麻痺している感覚もあります。
誤った安全感は取り払わなければならないということでもあります。
子供達に 人生が常に快適であるとは限らない ということを
教えることも大事だったりします。
知らないと 成長しないし、強くなれないからです。

吊り橋は双方のロープのテンション(緊張)によってバランスが保たれています
残念ながら 学校に平面を立体にしていく教育はありません。
なぜなら 立体にできない(繋がっていない)ことがバレてしまうからです(笑)
自分の力で 平面から立体へ そのPOWERが欲しいところでっす。
6月末には 英国バーミンガムロイヤルバレエ団の
「シンデレラ」 日本公演を 東京文化会館で 見てきました。
私、10代イギリス時代に ロンドンのミュージカル劇場には
結構行っていまして

人気演目(マンマミーア、オペラ座の怪人、サウンドオブミュージックなどなど)は全部観ているのですが
英国バレエは初めて。
でも、やはりイギリスのミュージカルの要素もあるわけです。
ドラマチックで オーケストラの演奏にあるちょっとした音を逃さない、
一体化した演出だったり、
でやっぱり なんていうか シンデレラっていう名作においても
ところどころハリーポッターの世界観w
やはり 魔法とかミステリアス演出がお得意な国w
今現在、このバレエ団のトップ、プリンシパル(つまり常に物語の主役を踊るダンサー)が
平田桃子さんで
娘が彼女の大ファンなので 特等席をミスターにプレゼントしてもらって
行ってきたわけです。

西洋人よりは 圧倒的に小柄なのに
ステージ全体を彼女のオーラで埋めていくような ダイナミックさがありました。
歩き方も所作も踊りも ため息が出るほど美しかったです。
そしてやはりオーディオではなく 生オーケストラだからこそできる
一体感。
空間を整える という意味では
私は観劇しながら 頭の片隅で
私が劇場支配人だったら
開演のブザーは こっちの音にするな〜 とか
照明はこう、とか
撮影禁止って札持って 怖い顔で会場中を歩き回っていたスタッフに対しては
携帯をカバンにしまって、このLIVE感を ここの会場にいる皆さんで
一体となって楽しみましょう!
とかアナウンスするな〜 とかw
(日本は「〇〇しないでください」 が多すぎる。もっと前向きな意識を向けさせる方が
大事、に一票私は投じたい)
あと休憩中に販売するドリンクは 蜂蜜ドリンクがいいな〜とか
なんか 総合演出の方を考えてました笑
何はともあれ、次の公演はジゼルに行こうね〜と娘と話しながら帰ってきましたよ。
学べば学ほど 部分とか部品ではなくて
どう統合するか、 どう調和するか
みたいな 全体像の中の 自分という目線がこの数年で湧き上がってきたことに
自分が一番感慨深いですw

六角で学んでいる 皆様にも この
Selective Attention現象 (何に意識を向けて集中するか、で浮かび上がる世界が変わる)
もっともっと 味わって欲しいなと思った次第です。
何かうまくいかないことが起きることが 問題なんじゃなくて
その問題に対して 自分が
”どんな態度で”対話していくか
で ぐるっと終着点は変わる気がしまする。
まずは 印象操作 から抜け出して 天地ひっくり返そってことで。
それでは また~

SHINO